2009年12月09日

All the things you are 特集V

Jazz Messengersのアルバム「At The Cafe Bohemia Volume1」より「Prince Albert」
あれれ?「All the things you are」じゃないの??とまたまた思った方もいらっしゃるかもしれませんが、この曲も「All the things you are」のコード進行をベースにした演奏なのです。番組の中では、「All the things you are」と「Prince Albert」のメロディを同じベースラインに乗せて弾いてみました。番組を聴いていただいた方は「あ〜こういうことか〜」と分かって頂けたことと思います。

Hank Mobleyのテナーサックスが印象的な演奏です。


コンプリート・カフェ・ボヘミアのジャズ・メッセンジャーズ Vol.1+3

コンプリート・カフェ・ボヘミアのジャズ・メッセンジャーズ Vol.1+3

  • アーティスト: アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2007/12/26
  • メディア: CD




アルトサックス奏者Lee Konitzの「Konitz Meets Mulligan」より「All The Things You Are」

これは「All The Things You Are」という名前をつけているにも関わらずCharlie Parkerの「Bird of Paradise」やJazz Messengersの「Prince Albert」以上に原形をとどめていないんですexclamation×2
ジャズを聴き始めたとき、Lee Konitzはちょっと苦手だな〜と感じていたのですが、今回は「あれ?もう終わり?」と思っちゃいましたわーい(嬉しい顔)私も少しは彼に近付けたのかしら?あと、苦手なのはヴィブラフォンのミルト・ジャクソン。ゲイリー・バートンは結構好きなんですけれどね〜。彼にもいつか近づける日がくるのかしらんあせあせ(飛び散る汗)


Konitz Meets Mulligan

Konitz Meets Mulligan

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Pacific Jazz
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD



posted by ディレクターA at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | スタンダード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月08日

All the things you are特集

テナー・サックスプレーヤーBooker Ervinのアルバム「Song Book」より

管楽器のロングトーンが聴きどころの「all the things you are」です。エンディング近くのメロディは太く低い音で入っているので、とっても存在感がありますぴかぴか(新しい) ぶるっとしますよ〜。THE JAZZって感じで、アレンジの参考になりそうなフレーズがたくさん出てくるので、何度も聞き返したくなるナンバーです。最近何かとばたばたしていて、鍵盤の練習が全然できずにいます。あぁ、悲しやがく〜(落胆した顔)お休みもらえたら、色々聞きながら練習したいですね〜丸一日費やしたい気分でするんるん

The Song Book

The Song Book

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Prestige/OJC
  • 発売日: 1993/03/21
  • メディア: CD




アルトサックスCharlie Parkerのアルバム「Charlie Parker Story On Dial Vol. 2」より「Bird of Paradise」
あれ?「All the things you are」特集じゃないの〜?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこの曲「Bird of Paradise」
は「All the things you are」のコード進行の上に即興演奏が乗っかっているナンバーなんですexclamation×2 Charlie Parkerの即興演奏に沿って、All the things you areのメロディを口ずさんでみてくださいな。ちゃーんとはまりますからわーい(嬉しい顔)

以前、Charlie Parkerを特集したときにゲスト出演していただいたよういちさんが愛しのライラを見るようなうっとりした目をしながらお話されていたのを思い出しました。本当に独特な雰囲気を醸し出していますよね。


ストーリー・オン・ダイアル Vol.2

ストーリー・オン・ダイアル Vol.2

  • アーティスト: チャーリー・パーカー,マイルス・デイヴィス,J.J.ジョンソン,デューク・ジョーダン
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1997/05/28
  • メディア: CD



posted by ディレクターA at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | スタンダード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月07日

All the things you are特集

今回はジャズスタンダードの「All the things you are」特集でしたひらめき この曲についてちょっとお話しますね。

スタンダードの名曲《オール・ザ・シングズ・ユー・アー》は、
1939年に発表されたミュージカル『Very Warm For May(邦題;5月にしては暖かい)』のために作られた曲です。
作詞はオスカー・ハマースタイン2世、作曲はジェローム・カーン。

Some day my happy arms will hold you,
And some day I'll know that moment divine,
When all the things you are, are mine!

歌の内容は「あなたがいれば私は幸せ」といった内容の典型的なラブソングです。

しかし、この曲はメロディの音域が広く、音を伸ばす箇所が多いため、
歌うことが難しく、そのためかミュージカルもヒットしませんでした。

ところが、メロディアスな旋律と、モダンなコード進行が
ジャズ・ミュージシャンを虜にしました。

この曲は今でも取り上げるジャズマンが多いスタンダードの1曲です。
本来のバラード調のスローテンポから、急速調のアップテンポまで、
様々なジャズマンが様々な解釈で演奏しています。

posted by ディレクターA at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | スタンダード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月15日

スピーク・ロウV

Grant Green「I want to hold your hand」より
<自由闊達スピーク・ロウ>
エルヴィン・ジョーンズのドラムが自由ですね〜!
お気に入り:★★★

I Want to Hold Your Hand

I Want to Hold Your Hand

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI Japan
  • 発売日: 1997/10/27
  • メディア: CD




スガダイロー「坂本龍馬の拳銃」より「坂本龍馬の拳銃」
<幕末ジェットコースタ>
Speak Lowではありませんが、タイトルつけちゃいました。番組の中でスガダイローさんがピアノを弾きながら面白いことを教えてくれました。「日本語というものが躍動感がない、同じ音の連打のような言語なので、日本的な音楽を作るときは同じ音を連打するんだ」この曲を聴くと、「うん!そうだ!」と納得することができます。ぜひ聴いてみてください。幕末にスリップしますよ〜
お気に入り:★★★★★

Four Freshmen and 5 trombonesより
<揺れるスピーク・ロウ>
まず、ジャケットを見てください!とってもおちゃめ、トロンボーンの上に小人になったfour freshmenのメンバーが立っているんです。その姿ときたら・・・。体を横に揺らしながら、愉快に歌っている姿が想像できます。


フォー・フレッシュメン&5トロンボーンズ

フォー・フレッシュメン&5トロンボーンズ

  • アーティスト: フランク・ロソリーノ,ハリー・ベッツ,ミルト・バーンハート,トミー・ペダーソン,ジョージ・ロバーツ,クロード・ウィリアムソン,バーニー・ケッセル,ジョー・モンドラゴン
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2001/07/25
  • メディア: CD



posted by ディレクターA at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | スタンダード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月14日

スピーク・ロウ特集U

Tete Montoliu「Piano For Nuria」より
<弾きたくなるなるSpeak Low>
こんな風にピアノ弾けたらいいなぁ〜と思わせてくれる、さらっとしたピアノトリオ。キメのところで首を横にくねっとしながら、ノリノリで真似してみたいです。
お気に入り:★★★★★


ピアノ・フォー・ヌリア

ピアノ・フォー・ヌリア

  • アーティスト: テテ・モントリュー・トリオ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2006/02/22
  • メディア: CD




Glen Miller「Glen Miller & the army air force band」より
<ボールルームSpeak Low>
はい。男性と女性が手を取り合って、ダンスしているボールルームが目に浮かびますね。前の2曲に比べると全然違います。スガダイローさんも雲さんもこのバージョンを一押ししていました。昔はこの曲、なかなか手に入らなかったそうで「まぼろしの名盤」と言われていたそうですよ。
お気に入り:★★★

posted by ディレクターA at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | スタンダード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


スポンサードリンク
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。