特番の嵐から、やっとこさ解放されたAです。

3月第一週目は、ブルーノートレーベルといえばこの人!EMIミュージックジャパン・レコードプロデューサーの行方均さんをお招きしました。
ブルーノートレーベルにはリリース順に番号がつけられていて、よくご存知の方は「1577番っていいよね」=「ジョンコルトレーンの『ブルートレイン』っていいよね」、とか「1588番のジャケ写はたまらないね」=「『クールストラッティン』のジャケ写はたまらないね」という風に、番号で会話ができたりしてしまうそう。そして、その番号は、なぜか「1」ではなく、「1500」から始まっています。今回ご紹介した「1500番台」というのは、レーベル初期の作品です。
冒頭でブルーノートの魅力をお話していただいたのですが、行方さんの「歌は世につれ、世は歌につれと言うが、その中でブルーノートは不動でエッセンシャルで普遍的なものを代弁している」という言葉がとっても印象に残っています。
1曲目はHorace Silverの「Opus De Funk」(1953年録音)。これは、ブルーノートのスター、ホレス・シルヴァー&アート・ブレイキーの出会いの曲だそうです。「ここからハード・バップのムーブメントが始まった」とおっしゃっていました。聴いてみると、なんてキャッチーなんでしょう!?歌えちゃいます。前に特集した、歌えないチックコリアなどとは全然違う!